会社案内

会社概要

会社名 フォレスタデント・ジャパン株式会社
本社所在地 〒107-0052
東京都港区赤坂2-10-12 生駒硝子ビル2F
代表番号 03-6277-6980
設立 2006年11月17日
資本金 1,000万円
代表者 代表取締役社長 桑原 勉
事業内容 歯列矯正器材製造、及び輸入販売

アクセスマップ

沿革

2006年11月
会社設立
ドイツ FORESTADENT社と日本における総販売代理店の契約締結
2006年12月
東京都江東区で事業開始
2007年 9月
大阪で開催された日本矯正歯科学会に出展
2007年12月
田中美次が代表取締役に就任
薬事認証取得のための強化を図る
2008年 1月
東京都品川区にオフィスを移転
2008年 4月
田中美次が相談役に就任、桑原勉が代表取締役社長に就任
認証取得製品から随時国内販売を開始
2009年 6月
東京都港区にオフィスを移転

代表取締役就任のご挨拶

拝啓 時下いよいよご清祥のこととお慶び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。

このたび、田中美次の後任として代表取締役に就任いたしました。ここに謹んでご報告申し上げます。

ドイツの歯列矯正器材メーカーでありますFORESTADENT社の日本における販売総代理店として、三十年以上に及ぶ歯列矯正業界での経験を生かし皆様のご期待に添うべく、社業発展に努力いたす所存でございます。
なにとぞ一層のご支援ご鞭撻を賜りますようお願い申しあげます。 敬具

フォレスタデント・ジャパン株式会社 代表取締役 桑原 勉

ドイツFORESTADENT社 紹介

ドイツの矯正歯科器材メーカーであるフォレスタデント社(FORESTADENT, Bernhard Forster GmbH)は昨年創業100年を迎えました。それを記念して昨年11月にドイツで記念シンポジウムを開催し、世界各国から300人を超える参加者を集め、多くの矯正歯科医による有意義な講演が行われました。 このシンポジウムは今年10月にもギリシャのアテネで開催予定であり、日本の矯正歯科医の講演も予定されています。

日本ではまだあまり知られていないフォレスタデント社ですが、ドイツ国内ではトップのマーケットシェアを持つ会社であり、ヨーロッパ各地、アメリカ、アジア各国へ世界60カ国以上に向けて製品を輸出しています。


 

生産される製品は、そのほとんどが自社の敷地内にある工場(Pforzheim, Germany)で生産され、 またその歯列矯正器材を製造するための機械そのものを自社で製造するなど、まさにドイツ職人の 技と技術を併せ持った会社です。
そして特筆すべきは、高品質の製品づくりに加え、その品質管理の高さで、自社製造と同時に 徹底した品質管理のシステムを構築しています。 : 92/43 EWG、DIN EN ISO9001:2000、DIN EN ISO 13485  フォレスタデント社の歴史は、創業者であるバーンハードフォスター(Bernhard Forster)によって 1907年に、宝石を扱う会社としてスタートします。


当時はフランスからしか購入できなかったチェーン式の留め金に対抗し、スプリング式の留め金の 生産を自社工場で開始、さらに即時納品という輸送システムを最大限に利用して大きな発展を遂げます。
第一次世界大戦によるインフレーションと高い失業率がドイツ国内に起こり、バーンハードフォスター社も この影響を受けます。しかし戦後の厳しい経済状況のなかでも盛況な産業であった腕時計の生産に進出し、 もともと卓越した精密技術を誇っていたバーンハードフォスター社は、FORESTAブランドの腕時計の生産を開始します。

その後、第二次世界大戦が起こり、ドイツ国内の多くの町と産業施設は爆弾によって壊滅的な状態となりますが、 戦前・戦中を通じてナチ党とのかかわりを一切持っていなかったバーンハードフォスターは、 戦後のビジネス再建においていち早く復興が許され、さらに戦後の腕時計の産業は大変な好景気に恵まれ、 会社は大きな成長をとげます。
しかし時代は変わり、時計の世界はクォーツの世界へと変化していき、バーンハードフォスター社は 腕時計の生産で養った技術を別の産業で活かせる道はないか探っていました。

 

 

ある歯科医が彼らにアドバイスを与えます。「今後、歯列矯正の重要度は人々の間でより高まることになる、そのためには優れた材料を供給できる会社が必要になる。」 1974年、宝石の留め金作りと、腕時計の生産技術のノウハウをもって、フォレスタデント社は最初の歯列矯正器材を生産します。

こうして彼らの67年の経験に基づく宝石の留め金作りのノウハウ(ポリッシング技術)、そして40年間に及ぶ腕時計の生産で養ったノウハウ(精密度)は、新しく生産された歯列矯正用の材料にすべて受け継がれていきます。
1974年に最初に生産された歯列矯正器材は、当時もっとも小さなエクスパンションスクリューとして多くの矯正歯科医に受け入られました。その後、1976年には精密技術を利用してさらにマイクロ化されたスクリューを生産、1979年には可変式のスロットを持つ最初のセルフライゲーティングブラケットの生産を開始しています。


その後、フォレスタデント社は引き続き多くの歯列矯正用器材の開発を自社で行い、ブラケット、バッカルチューブ、ワイヤー、そしてインプラント製品まで、ほとんどすべての歯列矯正器材を扱う会社となりました。
現在は ”FORESTADENT” ブランドとして1974種類の製品を扱い、30年を超える歯列矯正器材の研究と開発経験によって、70種類を超える国際的な特許を取得しました。

現在、フォスター家の4世代に時代が受け継がれ、その根底にあるドイツ人の職人気質に根づく高品質な製品づくりと、徹底した品質管理の精神は脈々と受け継がれ、医療機器としてより優れた製品の開発を進めています。

日本においてもフォレスタデント社の日本総販売代理店として、一昨年フォレスタデントジャパン株式会社が設立され、日本の厳しい薬事認証をクリアした製品が今後徐々に輸入され販売開始されていきます。
長い歴史と、まさにドイツ人の職人気質で生産されるフォレスタデント社の製品を、世界でも卓越した治療技術を持つ日本の矯正歯科医にご提供できることは大変名誉なことであり、フォレスタデントの高い品質を持つ歯列矯正器材に必ずご満足していただけると確信しております。
そして同時にFORESTADENT社にとっても大きなステップであり、さらなる品質、及び技術の向上にはこの上ない機会となることでしょう。